科目名: マーケティング・リサーチ研究
担当者: 池田 重信
対象学年 | 1年 | クラス | [001] |
講義室 | S713院講義室 | 開講学期 | 後期 |
曜日・時限 | 火5 | 単位区分 | 選択 |
授業形態 | 一般講義 | 単位数 | 2 |
準備事項 | |
備考 |
講義の目的・ねらい(講義概要) | マーケティング・リサーチの目的は、マーケティング戦略策定の際における課題解決の手段であり、マーケティング課題の発見とその解決のための的確なマーケティングデザインこそが重要となる。そのためには、まずマーケティング自体の理解が前提となり、特に、プロダクト・ライフ・サイクル(PLC)とそのサイクルに対応するマーケティング・リサーチの意義と手法を理解することが基本となる。さらには、マーケティング・リサーチにおける技術的側面(サンプリング理論、データ検定、分析上の技術的視点、調査票の策定技術など)も理解していくことが重要である。 以上の視点を踏まえ、実際の事業計画の策定(テーマ:喫茶店の事業改善計画策定:ケースメソッド的アプローチ)という実習を通して、学習したマーケティングおよびマーケティング・リサーチの基礎知識・技術を応用していくことで、理論知識と実践知識の両面を習得していく。 |
講義内容・演習方法(講義企画) | ● マーケティング戦略の基本的知識習得 ● マーケティング戦略(PLC)とマーケティング・リサーチの関係 ● マーケティング・リサーチの体系(手法とその特徴) ● マーケティング・リサーチの計画・実施に関する技術的知識習得 ● マーケティング・リサーチの結果分析・活用に関する技術的知識習得 ● マーケティング・リサーチの各種「ケーススタディ研究 ● 事業計画(マーケティング戦略)策定実習(ケースメソッド) ・ マーケティング課題の抽出(各種分析手法活用) ・ 課題解決のためのリサーチ企画検討 ・ 調査票策定・実施・集計・分析 ・ 事業改善計画書策定・提出 |
評価方法・評価基準 | 各自策定・提出すべき事業改善計画書への取り組みおよび企画内容(的確性、妥当性、独創性など)についての評価を最も重視するが、その他、講義内容に関する各種演習や討議への積極的取り組みなども加味して評価する。 (上記事業改善計画書を提出することが、合格の必須条件である。) |
履修の条件(受講上の注意) | マーケティング(または経営)理論・マネジメントに関する科目を履修していることが望ましい。 (但し、当講義でも初歩的レベルでの知識についての講義は実施する。) |
教科書 | 講義資料は、その都度提出するものとする。 |
参考文献 | 『 マーケティング・リサーチの理論と技法 』( 上田拓治著 日本評論社 2004 ) 『 MBA・定量分析と意思決定 』( グロービス・マネジメント・インスティテュート編著 ダイヤモンド社 2003 )など |
特記事項(その他) |

